原則三「あえて原因探しはしない」

こんにちは、武藤春江です。

ここまでの原則では、

✅思い込みを捨てること

✅良い習慣を続けること

が重要であるということをお伝えしてきました。

いままでの考え方との違いを感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも、まだまだあなたの常識を覆していくことになると思います!(笑)

今回は、「腰痛改善のための四原則」のうち第三の原則である

「あえて原因探しはしない」

についてお話しします。

目を向ける場所を変えることで、目的が変わり腰痛が改善されます。

✅長年身体の痛みが取れない

✅色々なケアをしているけど腰痛が改善されない

✅病院に行っても治らないのでもう諦めている

など、一つでも思い当たる場合は今回の内容も必見です。

今回は、記事の最後にワークをご用意していますので、楽しみながら実践してみてくださいね。

それでは本題です。

原因を探さないほうがうまくいく

日本の標準的な病院では、ほとんどの場合、検査をしても

「原因は不明です」

と言われてしまいます。

原因がないから治せない。

医者が治せないというものは治らない。

そう思ってしまって当然です。

だって私たちはそのように「思わされる」のですから…

でも、原因が不明だと腰痛は治らないのでしょうか…?

実はそんなことはありません。

そもそも、いまの西洋医学って、原因探しをすることに偏っていると私は思っています。

問題を抱えていると、その原因探しにやっきになることや、自分の弱さや欠点ばかりに目がいきがち。

なので、私は原因探しはしない方がよいと考えています。

原因が特定できると、それを解決する方法がわかる気がしますよね。

原因が見つかるとなんとなく解決した気がしてスッキリした感覚になる人もいます。

しかし、

実際に私も、原因を特定したから腰痛が解消したわけではありませんし、生徒さんにも腰痛の原因探しはおすすめしていません。

原因探しをおすすめしない理由

私は、悪いと決めつけているその先入観が痛みを生んでいると考えています。

「私はここが悪いから痛くなる」

「私はここがダメだから痛くなった」

「腰が悪いから治らない」

このように、固定観念やその思考によって痛みや辛さを感じてしまうのです。

そして、この

「悪いところを見つけること」

が習慣になってしまうと、改善することよりも悪いところを探すのが目的になってしまい、良くなるものも良くなりません。

自分の中の原因探しを続けていると、知らぬま間に自分のことを責めてしまうのです…

つまり、原因を追求しても自分責めしてしまうだけで一向に痛みは改善されないのです​。

悪いところを決めつけるから痛くなる。

これは私の考えです。

もちろん、原因を見つけて処置をすることで良くなることもあります。

でも、私は基本的には原因探しはしない派、しなくて良い派です。

特に腰痛の場合、原因は一概には言えないし、これといった原因を探すことは難しいです。

これらを踏まえると、やるべきことが明確になってきます。

いますぐやるべきことはこれ!

「痛みの原因探しはしない。気持ちいいことに目を向ける」

実は、自分責めしてしまうのはただの思考の癖なのです。

そしてこの癖は、

「自分が気持ちいいと感じること」

を繰り返すことで変えられます。

つまり、実際に身体を動かして気持ちいいと感じることを続けることで、原因を探してしまう思考の癖をなくすことができるのです。

そのために、まずは自分の目指すゴール…

言い換えると「こうなりたい!」という理想の自分。

これを明確にしていきましょう。

そして、腰痛が改善されたご自分の姿を「こんなふうになっているといいな」と思い浮かべてみてください。

それが実現したとき、自分がどんなふうになっていて、周りの人たちはどんなふうに変わっていますか?

この具体的なイメージが浮かんだら、そのイメージを持ちながら、自分にとって気持ちいいと感じることを反復します。

そして、気持ちのいいことを繰り返していくうちに、それが習慣となり、いつの間にか痛みが改善していることに気づくはずです。

たとえば、まずは

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「普段から自分に合っていないと感じていた動きをやめてみる」

「自分が気持ちいいと感じる動きを探してみる」

「なんとなく自分には合わないと感じる動きをひとつだけやめてみる」

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などが最初の目標になるかもしれません。

実行しやすくて無理なくできそうなことからひとつずつ始めるのがポイントです。

最初の目標をクリアできたら自分をほめてあげましょうね。

こうやって、ひとつずつクリアしていけば、最終的には自分の力で身体のケアをしていくことができるようになります。

「気持ちいいところを探して動かす」

自分に気持ちいいことを意識して習慣を変えるから、いつの間にか腰痛が改善するのです。

まとめ

今回は、原因探しよりも自分の気持ちいいことを見つける努力をすることが腰痛改善の近道である。

ということについてお伝えしました。

まず前提として原因を探すから痛みが生まれます。

なので、原因を探すのではなく、自分にとって気持ちのいいところを探しましょう。

気持ちのいいところの探し方は実際に身体を動かしてみること。

そして、無理なく実行できることをやってみることです。

痛いことをせず、気持ちのいいことを続けていけば、必ず腰痛改善の効果が表れます。

とはいえ、習慣化って難しいですよね。

人は1日でインプットしたことの約80%は忘れてしまいます。

更にその中で学んだことを習慣化できる人はごく僅か…

そこで、明日は習慣化の方法についてお伝えしようと考えています。

✅習慣を作るにはどのようにすればいいか?

✅習慣化に成功する人の特徴とは?

など、インプットした情報を活かすためにどうすればいいかお伝えします。

ぜひ次の配信も楽しみにしていてくださいね。

本日のワークはこちら

冒頭でも少しお伝えしましたが、本日は腰痛改善のためのワークを考えてみました。

もしよかったら、本日のワークとして、あなたの「理想の未来の姿」を書き込んでほしいです。

1年後、3年後、5年後、10年後、、、

あなたはどのようになっていたいですか?

思い浮かんだ姿をぜひ、ストーリーズの解答欄にご記入ください。

コメントを楽しみにしています。