熊野古道のNO.1コース(中辺路)を歩いてきました。

このコースの全長は約7キロ、凸凹の岩場や急な段差が続く道なので
歩き慣れない人は疲れるだろうなぁと思い、
急遽、疲れない・痛めない歩き方を動画でお伝えすることにしました。

しかも、今回は梅雨時ということもあり、石畳みがツルツルに滑って歩きづらいのなんのって…
幾度も転びそうになりましたが、


そんな時も、
・どうやったら疲れずに歩けるか?
・膝や足首を痛めないように歩くにはどうしたら良いか?
を常に歩きながら考えてました。
(職業病です、笑笑)

ちなみに、私の師匠は山伏なので、難場(なんば)の足捌きは神レベルで
本の監修もされています。(右の二冊がそうです。かなり昭和チック…)

で、
坂道や岩道などの難場では、いかに転ばないように踏ん張って歩くか、

ではなく

いかに楽に、次の一歩を踏み出すか?

が重要らしいです。

その為には、
かかとから着地する。
とか、
良い姿勢で歩く。
とか

一つの歩き方にこだわらず、
その場に合わせた柔軟な判断力が必要になります。


特に、下り坂では、転ばないように、一歩一歩、慎重に踏ん張りながら歩きがちですが、
下り坂に身を任せて軽やかに足を運んだ方が、疲れにくいし、身体を痛めることも少ないらしい…

と、私もまだまだひよっこ、勉強中の身ですが・・・

山歩きは人生と似ているなー。と思いながら歩を進めました。

参考になれば幸いです。